突然ですが、あなたはギバーですか?
それともテイカーですか?
今日は『GIVE&TAKE』の話を少し。
ギバーとテイカーって何?
そもそもギバーだの、テイカーだのって何よ?
という話なんですが。
簡単に言うと、
ギバーは与える人
テイカーは奪う人
です。
でも物事は簡単ではなくて、ギバーのように見えるテイカーもいるし、両方を兼ね備えたような「マッチャー」という人もいます。
そういった話を分かりやすく解説してくれるのが、『GIVE&TAKE』です。
ちょっと厚みはありますが、実際にギバーってこんな人だよとか、実在の人物で紹介されているので結構面白く読めます。
とはいえ、私もまだ全部読んでないんだけど←
テイカーにはなりたくない
『GIVE&TAKE』を読み進めていくと、テイカーには絶対になりたくない!と思ってしまいます。
最初はいい顔をしていることも多いというテイカー。
しかし自分の分が悪くなったら、すぐにコロッと態度を変えたり、信用度はゼロ。
そんな人間は嫌われて当然だよね、と思う反面、
「じゃあ自分はどうなのか?」
と考えたとき、
「私はテイカーではありません!」
と声高に言える人って、どのぐらいいるのだろうか?と考えてしまいました。
ギバーになりたい!・・けれど
多くの人はギバーでもなく、テイカーでもなく、マッチャーの可能性があるそうです。
マッチャーは、「何かをしてもらったらお返しに何かをする」という人。
奪うだけのテイカーよりはいい人のように思えますが、結局は
「まず与えてもらうこと」
を優先に考えている。
ギバーはというと、
「とにかく人のためになることをする」
ことにしか意識が向いていません。
与えてもらおう、助けてもらおう、という意識が薄い。
自分の損得で動いているのは、テイカーとマッチャー。
損得を度外視して動くのが、ギバー。
ギバーは人との繋がりが強化になっていくので、困ったときに助けられていることが多いそうです。
そして結果的に、出世したり、お金持ちになったりする。
本人にそんなつもりはなくても、人のためになることをしていたら、結果的に自分も救われている。
ギバーは素晴らしいけれど、知れば知るほど自分とは程遠い人という気がしてきました。
テイカーは○○の話が多い人!
自分はギバーなのか?
それともテイカーなのか?
あるいはマッチャーなのか?
ギバーではないよなぁ・・と思いつつ『GIVE&TAKE』を読んでいたら、
テイカーは、自分の話をする時間が長い!
と書いてあってビックリしました!
(めちゃくちゃ要約してます)
テイカーは、いつも自分のことで頭がいっぱい!
だから自分が得することだけを考えるし、自分をよく見せようとするから大きなことを言ったりもする。
交友関係の広さを自慢するのも、「自分は人気者」だと自慢したいから。
もうね、知れば知るほどテイカーって面倒な人なんですよ。
でも私も含めて、こういう人って多いとも思うわけです。
自分のことを考えるのって、当たり前とも思いますしね。
自分のことを考えるのはOK!
でも自分のことだけを考えて、人から奪うのはNG!
この辺りのさじ加減が難しいな、と感じております。
ギバーのように無意識に「与える人」になるには、相当の意識改革が必要だと思いました。
おわりに
ギバーになれたら最高かもしれない。
けれど、「自分はギバーじゃない、テイカーかもしれない」と気づけただけでも、成長できる要素があるんじゃないかと思っています。
自分がテイカーかもしれないと思うなら、人から奪うことをしなければいい。
人に与えるという面をもっと強化すればいい。
そう思ったからです。
話はそう単純じゃないかもしれない。
だからといってアレコレ複雑に考えたって、意識は変わらない。
だったらシンプルに考えるほうが断然良い!
と、思ってみました。
自分が変わるか変わらないかは二の次で、意識だけ変えてみる。
テイカーは脱却するぞ!!