長倉顕太さんの『GIG WORK』を読んでみました。
この本の中に
「好きなことで稼ぐ」というウソ
という文字がありました。
そもそも、やりたいことなんてあるのか?
「好きなことで稼ぐ」
「やりたいことで生きる」
というような本って、今とっても多いですよね。
似たようなタイトルが多いのは、それを求めている人が多いということ。
多くの人が自分のやりたいことを探して、試行錯誤している証拠なのかなと思います。
私も日々、やりたいことを探しております。
しかし、『GIG WORK』の著者・長倉さんは、
そもそも、オレたち凡人にやりたいことなんてある?なくない?
と、本に書かれていました。
本当にやりたいことだったら、探す必要はなく、すでにやっているはず。
「好きなことで稼ぎたい」といった内容の本を読むこともなく、ただひたすらに自分のやりたいことをやっているというのです。
言われてみれば、確かにその通り!
やりたいことなら、誰に言われるでもなく、やれるんですよね。
だから、やりたいことは探さない。
と、長倉さんは書かれています。
しかしこれって、例外もあるのかな?と勝手に思ってみたり。
自分では「やりたい」と思っていたことでも、周りに否定されて育ってきたら、自分の「やりたい」が分からなくなっている人もいるんじゃないかな?と・・。
本当は「やりたいこと」があったはずなのに、「やりたいこと」が分からない人は、こちらの本がオススメです👇
「できること」をやる
『GIG WORK』には、
「やりたいこと」をやるのではなく、「できること」をやる。
と、書かれています。
やりたいことがあろうとなかろうと、結局のところ、
「今できることしかできない」
というのは、どちらにしても同じですよね。
大事なのは、
- 今「できること」をする
- そしてその「できること」が、どうすれば人の役に立つのかを考える
だと思いました。
人の役に立つことが最優先
やりたくない仕事をするのは、もううんざり。
だから、好きなことで稼げるようになりたい。
じゃあどうすればいいのか。
個人的な結論ですが、
まずは、人の役に立つために、自分に何ができるのかを考える!
というのが最重要事項だと思います。
稼ぐということを出発点に考えると、何だったらお金になるのか、ということばかり考えてしまいます。
結局この考えだと、稼ぐ以上に自分のメンタルがやられるんですよね。
「お金のために我慢する」
という思考になって、心身共にボロボロになる(経験済み)。
お金のことを考えるよりも、人の役に立てることを考えていく。
そして感謝されることがあれば、心が満たされて幸せです。
収入に結びつかなくても、心が満たされていればそれで十分じゃないかな?と最近思い始めています。
おわりに
「やりたいこと」が見つかったら、それはそれで素敵な人生になるのかと思っていました。
でも最近は「やりたいことを見つけないといけない!」と、勝手に自分を追い詰めていたような気がしています。
こうなると、何が目標で、何が目的なのか自分でも分からない。
分からないから苦しむ、というね・・なんとも無駄な時間を過ごしていました。
「やりたいこと」を見つけることも、「人の役に立つこと」を見つけることも、どちらも簡単じゃないです。
でもね、試行錯誤しながらでも、もし見つけることが出来たら、「人の役に立つこと」のほうが何倍も嬉しいと思います。
私も役に立てることを考えて、「今できること」をしていきたいと思います。