面白くて読み終わりたくなくて、ちまちま読んでいた小飼弾さんの『本を遊ぶ』の中に、
「本を買うなら、○○円以上使う」
という文字を発見しました。
本代は惜しまない
何かを買いたい!と思ったら、予算以内におさめようと考えますよね。
いかに安く手に入れるか、という部分を大事にしている人も多いはず。
私も安いものに惹かれる人。そして安物買いの銭失いになりがち。
しかし小飼さんは「本代は惜しむな」と、本に書かれています。
本にお金を使えば、その分のもとは簡単に取れるし、むしろ何倍にもなって返ってきます。
本を読めば知恵がつく。そしてその知恵に、客がつく。そうすれば本代など莫大な利子がついて戻ってきます。
『本を遊ぶ』より引用
莫大な利子はともかくとして、本代をケチっても良いことはありません。
本を読んで、生きづらさを軽減できたことがたくさんあります。
本代をケチっていたら、きっと今でも苦しんでいたんじゃないかと思います。
それだけ本から教わることって多いし、とっても大きい。
私は「本代を惜しむな」という、小飼さんの意見に大賛成です。
全身でワクワク!!
たとえば「今日は3万円以上、本を買う」と決めて、それを達成するまでは帰らないと決める。
『本を遊ぶ』より引用
この方法、本が大好きな人であるならば、簡単に達成できそうな気がしますが、ハードルが高いと感じる人もいるでしょうね。
私自身、本屋さんで一度に3万円も使ったことはありません。
「今日はたくさん買ったぞ!」と思ったときでも、6000円ぐらい。
無意識でしょうけれど、抑え気味に買い物をしているんだと思います。
そんな抑えた買い物ではなく、「3万円以上使うぞ!」と決めてみる。
ここで大事なのは、「○○円以下」ではなく、「○○円以上」!
人はお金を使った分だけ元を取ろうと考えるので、金額は大きいほうがいいんだとか。
とはいえ、無理のない範囲で使うのが一番ですけどね。
「○○円以上を使うぞ!」なんて今まで生きてきて、考えたことがありませんでした。
でも考えただけでワクワクするので、この方法は素晴らしいと感じています。
これって本代だけじゃなく、自分の好きな物なら何でも適応可能ではないでしょうか?
自分の好きな物に対して、「○○円以上使う!」と決めてみる。
これだけで気持ちがワクワクしませんか?
コロナ禍の今だからこそ、自分をワクワクさせる方法はどんどん見つけていきたいな。