「人間の集中できる時間は、頑張っても15分ぐらい」
と、ひきたよしあきさんの『博報堂スピーチライターが教える短くても伝わる文章のコツ』に書かれていました。
時間をかけても納得できない
人間が集中できる時間は15分程度。
とはいえ、やり始めたことは、最後までやり遂げたいじゃないですか。
だから、時間をかけてでも、
「最後までやってしまおう」
と考えてしまう。
さらに私は、
「時間をかけたら、より良いものが出来上がる」
と勝手に思っていました。
でも違うんですよね。
時間をかけたらかけた分、良いものにはならない。
むしろ、自分の中で粗探しが始まるんですよ。
「ここが気になる」
「ここも直そう」
みたいなことになって、いつまで経っても納得のいくものに仕上がらない。
そんな経験を思い出しました。
次の頑張りにつなげるために
ひきたさんの本の中には、
"15分、集中する。それをすぎたらいったんパソコンを閉じ、次の隙間がくるのを狙う。キリのいいところまで、完璧に終えてしまえば、たしかに安心です。しかし、その安堵感のせいで、「もっといい企画を練ろう」という気持ちが失せてしまうのです。"
『博報堂スピーチライターが教える短くても伝わる文章のコツ』より引用
と、書かれています。
最後までやり遂げると、次の頑張りに繋がらないんですね。
最後までやり遂げたら、達成感はあるんです。
しかし、また同じことをしようと思ったときに、
「あんなに大変だったことを、またやるのはしんどいな」
と思ってしまう。
こうなると、立ち上がる気力がなくなって、やる気が失せますよね。
ここで
「15分だけやってみよう」
という意識に変えてみました。
すると
「15分なんてあっという間なんだし、ちょっとやっとこうかな」
と、思って動けるようになりました✨
実際に15分刻みでやってみた
普段、ブログの完成までに3時間ぐらいかかるんですよ、私。
それなのにあの仕上がり!?と思っても言わないでね、泣くからね。
しかし今回の記事は、大まかな文章を15分で作成。
別の15分で、記事を見直し。
別の15分で、画像などの装飾。
といった感じで、15分刻みでやってみました。
結果として、仕上がり具合に大差なし!
それもちょっと悲しい現実。
自分の疲れ具合がまったく違うので、15分刻みで動くほうが良いことが分かりました。
これは良い方法ですね✨
「15分だけ頑張ってみよう」
の精神を持つのは、非常にオススメです。