好きなことを仕事にしていた人ほど、
「本当はこの仕事が好きではないのかもしれない・・・」や
「本当はこの仕事に向いていないのかもしれない・・・」との疑念にとりつかれ、モチベーションが大きく上下するようになります。
これは、鈴木祐さんの『科学的な適職』に書かれていたものです。
好きを仕事にすればいいと思ってた
「好きなことを仕事にすれば、仕事が楽しいものになる。
楽しいものになると、稼げるようになる」
多くのビジネス書を読んできた私は、ずっとそう思っていました。
しかし『科学的な適職』を読んで、これが間違いだと知りました。
確かに好きなことを仕事にすれば、イヤイヤ仕事をする気持ちは減るかもしれない。
けれど、結果が伴わないと、
「自分には向いていない」
と思うようになる。
片付けるのが大変の図。
その結果、スキルも身につかず、仕事を辞めてしまうことになるそうです。
結果が出ないと辞めたくなる理由
「好きを仕事」にしていない場合。
仕事に対する期待値が低いので、淡々と仕事をこなせる。
と、本には書かれていました。
つまり、「好きを仕事」にしていると、
「好きだからうまくいくはず!」
という、呪いのようなものにかかっているのかも。
呪いをお食べ。
好きなことだからこそ、うまくいかない時の落ち込み具合が尋常じゃないんですよね。
私も「ブログが好き」と思ってブログを始めたんです。
急に始まる自分語り。
しかしブログが読まれない、ブログが書けない時など、かなり落ち込むんですよね。
めっちゃ落ち込んでるやん。
落ち込むことが増えると、メンタルがやられます。
メンタルがやられるから、続ける気力もなくなる。
これを繰り返して今に至ります。
好きなことほど、続けるには強靭なメンタルが必要。
だから、続けるのが難しいのかもしれません(当社の場合)
下手くそ上等!
「好きなことほど上手に出来るはず」
そう思っているから、落胆するのかもしれません。
好きだけど下手なものなんて、いっぱいあるのに。
「上手に出来るはず!」
というのも、自分の思い込みでしかない。
結局のところ、
「下手くそ上等!」
ぐらいの気持ちでいるほうが、物事を続けるにはちょうどいいですね。
夜露死苦!
好きなものを嫌いにならないように。
肩の力ぬいていこう。