昨日の記事で「マルチな夫」の話をしました👇
夫にアレコレと求めてしまうと、自分も夫もしんどい。
なので、「相手に期待する気持ちを捨てよう」といった話をしました。
そんな話をした矢先に、二松まゆみさんの『モンスターワイフ』を見つけたので読んでみました。
「頑張っているのは私だけ」
『モンスターワイフ』は、内容紹介にもあるように、
「妻の暴走が夫の愛を奪う」原因だという内容です。
個人的に気になったのは、自分のことを「満点」だと思っている妻の話。
「いつも笑顔を心がけた」
「家の中でも化粧をしていた」
「夫が遅く帰ってきても食事をつくってもてなした」
それなのに、夫は自分に対して冷たい。
「どうしてなの?私はこんなに頑張っているのに!!!」
自分だけが頑張っていると思い込んでいる妻。
こうなると、
「こんなに頑張っているんだから私は正しい。悪いのは夫」
という構図が出来てしまう、と本に書かれていました。
あぁ・・・分かるよ・・そうなっちゃうよね。
経験済み。
自分だけが頑張っている気がしていたんです。(アラフォー主婦談)
それは誰のための努力?
あれこれと夫に尽くす。
それは
「夫のためにしていること」
だと思っていました。
けれど本当は、
「夫に愛される妻であるために」
の頑張りでした。
「こんなに尽くしているのに、何故、愛してくれないの?」
と思ってしまうなら、それは見返りを求めた行為でしかない。
報酬は多めにお願いします。
だから見返りが無いと、損した気持になる。
そして、相手を責めてしまうんです。
相手がしてほしいと頼んだわけじゃないのに、
「これをしたら相手が喜ぶだろう」
そう勝手に判断してやっていることなのに、お礼を言われないと腹が立つ。
「ありがとう」が聞こえないよ!?
あぁ・・痛いほど分かるよ、この腹正しさ・・。
経験済みパート2。
本当は被害者じゃないかもよ?
相手のために、良かれと思っていしていることが、全部裏目に出る。
これ、夫婦間だけじゃなく、すべての人間関係に言えることですよね。
娘のためを思うのに、まったく報われない父の図。
自分が原因で、相手との仲が悪くなっているにもかかわらず、
「私は世界で一番、不幸だわ!」
と、大泣きしてみたりね。
あぁ・・被害妄想なのに・・。
経験済みパート3。
『モンスターワイフ』の中に、
とかく世の夫たちは、「釣った魚にエサをやらない」と揶揄されますが、その言葉を借りれば、妻たちも「釣り人にはいい顔をしない」のです。
と書かれていて、大いに納得。
夫婦の問題は「0対100」で、どちらか一方に原因があるわけじゃない。
どちらにも相応の原因があるんですよね。
私は100%悪くありません。
相手に求める気持ちが強くなるほど、被害者意識は高まるもんね。
経験済みパート4(しつこい)
被害者意識を捨てて、自分をかえりみる癖をつけようと思います。
(頑張る、多分)