「思考のサボり癖のせいで貧乏に陥る「教えて君」」
これは勝間和代さんの『勝間式超スローライフ』にあった言葉です。
誰かに聞いたほうが早いけれど・・
分からないことがあったら、自分で調べるよりも誰かに聞いてしまう。
これは、考えることをサボっている状態。
誰かの意見に乗っかっていればラクチン♪
だって考えるのは疲れるもの。
考えて、試行錯誤するなんて面倒くさい!
答えだけをパッと教えてもらえたら、それが一番簡単さ♪
答えだけくださいな。
しかし。
自分にとっての最善の道は、誰かに聞いて分かるものばかりではありません。
自分にとっての最善策はどこにあるか考える
例えば、『勝間式超スローライフ』の中では、音声入力が効率よく仕事が出来てオススメだと書かれています。
そんな音声入力に対して、勝間さんは自分にとって一番良い方法を、いつも考えておられるそうです。
「音声入力が効率がいいなら、勝間さんのマネしてみよう♪」
と思うのはOK。
でも、勝間さんの方法が自分には合わなかった場合は?
「自分にはこの方法は合いませんでした。他に何かありませんか?」
と、勝間さんに問い合わせる?
それとも、
「他の方法を自分で調べて試してみよう」
と考えて動くのか。
自分が知らないジャンルだと、その筋に詳しい人に話を聞いたほうが、答えは簡単に手に入ります。
しかしすぐに手に入るものは、すぐに使えなくなったりもします。
ここは難しいところですね。
一人の時間を増やす
自分にとっての最善策を見つけるには、どうしたらいいのか?
やはり「自分の頭で考え続ける」ことが、最善策のようです。
本には、
考え続けるために大事なことの一つに「自分一人でいる時間をなるべく長くする。少なくとも1日に2時間以上は自分一人でゆっくりと考えられる時間を持つ」ということがあります。
『勝間式超スローライフ』より引用
と書かれていました。
自分にとっての最善策を知りたければ、自分を知るしかない。
自分を知るためには、自分と対話する時間が必要。
そのために一人の時間を確保する!
これが「考える力」を養うために重要なんですね。
本当の自分の姿にビックリすることもありますね。
「一人=不安」?
しかしこの「一人で考える時間」をもうけると、不安感が強まることもあるとも書かれていました。
人間は本来心配性なので、一人でいる時間が長くなると「自分の将来は大丈夫か」と言ってことを考え始めます。それが決して心地よい時間ではないので、避けたくなる人も多いと思いますが、実はこの時間が大切なのです。
『勝間式超スローライフ』より引用
一人になると不安になる。
だからそういう時間を作らないという人もいるはず。
以前の私は、常に誰かと一緒にいることを選ぶ人でした。
こう見えて寂しがりやなんです。
しかし現在は、ノートや手帳などに自分の気持ちを吐き出しています。
すぐに不安になりやすい性格ですが、ノートに思いをぶちまけるようになってから、
「今後どうしていけばいいのか」
を考えることが、少しは出来るようにはなりました。
本当に出来るようになったと思っているのかい?
とはいえ、まだまだ不安にはなるんですけどね。
不安とは縁が切れるわけじゃない。
だから毎日、試行錯誤しながら、不安と付き合っていく。
そのためにも本を読んだり、ノートに気持ちを吐き出したりして、自分のことを自分で解決できるようにと考えています。
貧乏に陥る「教えて君」にならないように、今日も元気に内省に励みたいと思います!
頑張るぞ!
意気込んでみたものの、早々に電池切れするパターンじゃないだろうね?