「カマたく」さんをご存じでしょうか?
Twitterの動画で、言いたいことをズバズバ言っちゃうゲイの人。(超ざっくりな説明)
Twitterはコチラ👇
カマたく@CRAZE(@takuya_hyon)さん | Twitter
Twitterも面白いんですけど、書籍も出されていたようなので読んでみました。
『頑張らなくても意外と死なないからざっくり生きてこ』👇
笑い話に出来るのスゴイ
カマたくさんに対して、
「自由に発言している人だけど、過去には苦労もしてきたんだろうな・・」
なんて勝手に思っていたんですよ。
勝手なイメージを膨らませるのが得意だよね。
だから本の中に、
「DVの父親に売春させられた中一」
の文字を見つけたときには、
「あー、想像以上だった」
とビックリもしたんですけどね。
マジでブッこんでくるよねー!
しかしね、カマたくさんの凄さは、そういった過去を
「そんなこともあったわね~」
と、サラッとしているところ。
自分を不幸とか思っていないんですよね。
父親に売られた後は、自分から進んで売春する道を選んでいるし、マジでパワフル。
本来は重たい内容であるはずなのに、ここまであっけらかんとされると、
「今日は魚が安かったから、晩御飯はステーキにするわ♪」
と、笑顔で言われた気分ですね。
もうどうにでもしてくれよ、みたいなね(分かりにくい例え)
重たい内容にビックリして、例えが取っ散らかってんだべな?
分かれ道
本の中で、
リアルタイムでは
しんどいことも
人に話せば笑いに変わる。
周りに面白いって
思わせられれば勝ちなの。
報われるの。
他人の不幸って
面白いんだから、
いいストックだと思ってれば
いいのよ
『頑張らなくても意外と死なないからざっくり生きてこ』より引用
と書かれていて、ここが人の分かれ道かなって思いました。
しんどかったことを、他人に笑い話として話せるかどうか。
面白い話として、提供できるかどうか。
別に笑い話にしなくても、人生に支障ってそんなにないんですけどね。
ただ、笑い話に変えることが出来たら、それだけで人生を軽くすることが可能なんじゃないかと、カマたくさんの文章を読んで感じました。
笑い話になればいいけど、笑い者になったら嫌だよね。
ネタとして発信しよう
今って、何でもネタとして発信できるじゃないですか。
ネタとして発信できるからこそ、そこにネガティブなものをドカン!と入れてしまうよりも、笑いの要素を入れることを意識する。
そうすることで、自分も聞き手もネガティブにならずに済むなら、笑いの要素はどんどん取り入れたいですな。
とはいえ、自分が面白いと思っていることって、大抵はスベりますけどね。
面白さって、個人差ありすぎだと思うよ。
笑いが取れないことを「個人差がある」という表現に変えるのは卑怯だね。