モケログ

読書を通じて学んだこと、好きなことあれこれどれそれ。

延命治療どうする?

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「本人に治せないものを、他人である医者が治せるはずがない」

これは、中村仁一さんの『大往生したけりゃ医療とかかわるな』に書かれていたものです。

 

医師や薬は道具?

本には、

「病気やケガを治す力の中心をなすものは、本人の「自然治癒力」です。

だから、少々のケガや病気は、医者にかからなくても薬を飲まずに放っておいても治ります」

と書かれていました。

 

医師、薬、機械などは脇役であり、本人を助ける「道具」にしかすぎない。

 

年齢を重ねれば、不調が出てくるのは当然のこと。

何年も使っている体だから、ガタが来てもおかしくない。

そこは「老い」として認めよう。

 

「老い」を「病」と思って、回復させようと思っても回復などしない。

無理に治そうとせずに、病気になってもそのまま放置して、あるがままの状態に任せていればいい。

そんな話が本には書かれていました。

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あるがままに任せて寝ようよ。

 

延命治療

「延命治療」についても、その先にある状況をよく考えたいと思いました。

 

「延命治療」をしても、元気だった頃に戻るとは限りません。

治療をしても、植物状態になるかもしれない。

 

自分や家族にもしものことがあった場合、医療機関に助けを求めるのか、求めないのか。

自分だけのことなら判断は出来ても、家族のことになると冷静に判断が出来るかどうか難しいところ・・。

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我が子のために冷静を失う獣。

 

ちなみに私は「延命治療」を望みません。

娘に障害があるので、残して死ぬのは心配でもあります。

しかし、自分に何かあって「延命治療」したとしても、私が植物状態になってしまったら?

そうなったら、生きていても娘の世話をすることが出来ません。

だったら「延命治療」しても意味がないと思うわけです。

 

とはいえ、これは机上の空論。

治療をして治る可能性だってあるんです。

それでも私が「延命治療」をしないと決めたのは、娘を見てきたからかなって気がします。

 

仮死状態で生まれた娘は、「延命治療」をされた人。

しかし娘は身体に障害が残りました。

 

娘と同じように治療されて、何不自由なく育っている子もいます。

治療をしてどのような経過をたどるのかは、治療してみないと分からないということを、娘を見ていて痛感します。

 

本にも「治療は賭け」だと書かれていました。

助かるかどうか、障害が残るかは、治療してみないと分からないこと。

その分からないことにすがるのか、それとも「諦める」のか。

 

この問題はめちゃくちゃ難しいですね。

本を読んで真面目に考えてきましたが、すごく疲れました。

 

もうなるようになれ。

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考えることを諦めた。

 

 

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