モケログ

読書を通じて学んだこと、好きなことあれこれどれそれ。

見返すなら面白い文章として残す

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岸田奈美さんの『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』を読みました。

 

 

岸田奈美さんは、お父さんが突然死、お母さんは病気で下半身不随、弟さんはダウン症

人が背負うものとしては、量が多すぎる。

神様どうした?岸田さんに引き受けさせる量がおかしくないかい?

 

岸田さんが背負っているものを考えると、文章も重くなるような気がします。

しかし、『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』は重さがない。

むしろ笑いがあって、優しい世界がある。

 

弟や母に、

「障害があるからやめておこう」

と考えたら、見ることが出来なかった世界。

そこを笑いを含めて、読者である私たちにも見せてくれる。

 

面白くて、感動があって、涙がちょちょぎれます。

 

本には、辛くてしんどかったことも、笑えるように書かれています。

これは岸田さん自身が、

自分の文章を読み返しても、辛くならないように

していることなんだとか。

 

辛さを吐き出すことは大事。

しかし、見返す場所に吐き出すと、未来の自分もしんどくなるから危険。

だから笑いを加えていくというのは、マネしていきたいところ。

 

ただ・・「面白い」ってのは、個人差がありますからね。

自分が面白い!って思っていることが、全くウケないなんてことは多いわけです。

 

笑いの軸が人とズレている人もいるでしょう(私のことです)。

そこも「個性」と思って、ウケなくても発信しよう(自分に言い聞かせる)。

「個性」は強味(のはず)。

 

 

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