車を運転していると、割り込みされることが多々あります。
そういう時に、
「なんだバカ野郎!!」
と、荒井注のような罵倒を、車内でしてしまう人もいるでしょう。
(荒井注を知らない人が多い気がするけど、例えで出してみた)
荒井注を実践しなくても、クラクションを鳴らして不快な気持ちをあらわす人もいると思います。
私ですか?
心の中でめちゃくちゃ呪いをかけます。
「一人で事故ってしまえ!!」
みたいなね(根暗)。
無理やり割り込むほうが悪い。
けれど、そんな人たちに呪いをかける自分もダメなんだろうと、分かってはいたんです。
でもね、『その生きづらさ、「かくれ繊細さん」かもしれません』の本に、
「負の感情を口にすることはOK」
と書いてあったんですよ。
割り込みされて腹が立っている気持ちを、ため込むのではなく、言葉で外に出してしまう。
それだけで黒い気持ち(相手を呪うみたいな)が、ちょっと薄れていくらしいんです。
ただし決まりが一つありまして。
それが、「と思っているんだね」の言葉も一緒に付け加えること。
例えば、
「無理やり割り込んできたら危ないでしょ!腹が立つ!!・・・と思っているんだね」
こんな感じで口にする。
イライラした気持だけを口にすると、イライラは増えるばかり。
けれど「と思っているんだね」と加えれば、当事者であり、傍観者にもなれる。
怒っている自分と、怒っている自分を見つめる自分。
大事なのは、怒っている自分を見つめる自分を作ること。
以前にも怒ったらハエになる話を書きましたけど、あんな感じです。
怒りと自分を切り離す。
これが出来ると、気持ちが落ち着く可能性が高い。
実際に私も「と思っているんだね」を実践中。
怒っている時、落ち込んだ時など、どんな時でも
「と思っているんだね」
と口にしています。
これが結構いい感じです。
感情に飲みこまれて苦しい!ってことが、減りました。
怒っている自分を、もう一人の自分が、「よしよしヾ(・ω・`)」している感じ。
大人になったら自分の機嫌は自分で取るっていうけど、難しい時もありますでしょ。
そんな時に「と思っているんだね」を口にして、自分を慰めてみようと思います。