1月に読んだ本、目を通した本は50冊でした。
(ほぼ斜め読みなので、完璧に理解できたぞ!という本は数冊程度です)
そんな読んだ本たちの中から抜粋して、今日はコチラの本の話👇
『プリズン・ブック・クラブ』
自宅前で不審者に狙われ、襲われた著者。
友人に誘われて訪れたのは、刑務所の読書会。
犯罪者たちに対する恐怖心を抱えつつも、彼らとの交流を深めていく著者の姿が印象的でした。
そして、この本を読んで私が思ったのは、
「本の感想には、自分の生い立ちがダイレクトに出てしまう」
ということでした。
騙され続けた人は、本の主人公がいくら良い人であっても「信用できない」と思ってしまいます。
「人は裏切るもの」だと思ってるから、どんなに善い行いをする人の話を読んでも、裏の意味を探るんです。
善意で動く人がいるということが、信じられない。
物事の解釈には、自分の過去が思いっきり反映してしまうんだと、改めて思いました。
解釈にかたよりがあることに、本人は気づいていない場合もあります。
無意識に染みついてしまっているものがあって、それを通して物事を見てしまう。
けれど本人は、無意識だから気づかないんですよね。
私もそういう無意識なものがきっとあるはず。
フラットに物事を見たいと思うけれど、偏った物の見方をすることも、また個性の一つかもしれない。
そんな相反する思いを抱きました。
色んな角度で物事を見ることが出来たら、それが一番いいんでしょうね。
できるだけ角度を変えて、物事を見てみよう。