モケログ

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100%の正しさを押しつけたくなるけれど

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誰かに自分の思いを伝えるというのは、非常に難しいなと感じます。

そもそも「思いは100%伝わらない」という前提で生きるほうが、きっとラク

 

けれど、伝えなければいけないと、自分が思っていることもあるじゃないですか。

例えば相手が間違っているぞと感じたら、ついつい忠告したくもなります。

 

しかし河合隼雄さんの『こころの処方箋』の中に、

「100%正しい忠告はまず役に立たない」

と書かれていて、ハッとしました。

 

 

本の中に

「忠告によって人間が良くなるのだったら、その100%正しい忠告を、まず自分自身に適用してみるとよい。「もっと働きなさい」とか、「酒をやめよう」などと自分に言ってみても、それほど効果があるものではないことは、すぐわかるだろう」

『こころの処方箋』より引用

と書かれていました。

 

人にはアレコレと、口を出したくなる。

けれど、自分が言われたらどうなのか?

 

自分の立場で考えてみると、

「忠告なんて聞きたくない!」

と思っている自分がいました。

 

そもそも忠告されるという状況は、

「出来ていない自分」

に気づくことでもあり、責められているように感じるんです。

 

忠告している側は、責めているつもりは全く無い。

それでも忠告されている側は、

「出来ていない自分」

を見つめることになる。

そうするといたたまれないし、責められていると感じてしまうんです。

 

だから忠告されると、耳をふさぎたくなってしまいます。

 

忠告する側に立っていると、正論を振りかざしているので、気持ちが良いんですよね。

だから相手が嫌な思いをしていることに気づかなかったり、気づくことが遅くなったりします。

 

そして、相手が嫌な思いをしていると気づいたときには、すでに私の声は相手に届いておらず・・。

相手は私の話を聞こうとする気持ちが、どんどん薄れていきます。

そうすると相手は、次から私の話を聞こうとすらしなくなって(涙)。

 

これは、私と子どもたちの現状でした。

本当に、伝えるって難しい。

日々、試行錯誤です。

 

でも忠告はほどほどにしたいと思いました。

口うるさくしても、良いことは何にもないもんな~。

 

 

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