どうも!モケリン@mokerin1 です
本日参考にしたのはコチラの本です↓
以前このブログで、心屋さんの本の話をしました。
人間は生きてるだけでOK!なんだから、働かなくてもお金をもらっても良いんだよという話↓
本日紹介する『心屋先生のお母さんが幸せになる子育て』でも、
「人間は存在しているだけで良い」
「子どもも存在しているだけで良いんだから、期待せずにありのままを受け入れよう」
というようなことが、書かれています。
それでは簡単に、本の紹介をしていきます。
【存在しているだけでOK】
「子どもの出来ないところを見るのではなくて、出来ることを見つける」
これは数多くの育児本で、必ずと言っていいほど出てくる言葉です。
出来ていないことを注意されて
「すっごく嬉しい!!」
という人はいませんよね~。
(あ、そういう趣味をお持ちの方は話が別ですけど)
だから、子どもが出来ていること、得意なことに目を向ける。
そうすると、親も子どもも嫌な気持ちになることが減る。
分かっているけれども、これがまぁ難しい・・。
これに対して心屋さんは、子どもが出来ること、出来ないことも関係なく、
「この子はこれで良い」
「この子はこのままでいい」
と認めることが「母からの呪い」をといてくれる、と仰ってました。
【母からの呪いの言葉】
そもそも親が、子どもに対して口うるさくしてしまうのは、「お母さんが思う理想の我が子」
「お母さんが思う理想の子育て」
が、あるからなんだとか・・。
そして、そんな理想があると、子どもに対してこんな声掛けをしてしまうそうです↓
「いい子だね」
「素直な子だね」
「この言葉の何が悪いの?」と、思ってしまいますよね?
「いい子」や「素直」というのは、親が勝手に決めたことであって、親にとって都合のいい子、親にとって素直な子であるということ。
そして、上記のような声掛けをして育てられた子どもは、自分が親になった時に、自分の子どもにも同じ声掛けをして育てていくのだとか・・。
こうして母親が作った呪いは、ずっと続くことになるです。
ちなみに下記のような言葉も「母からの呪い」の言葉になるそうですよ(怖)
「ちゃんと」「しっかり」
「早く」
「迷惑かけない」
私はこれらの言葉を無意識に使っています。
無意識に使っているということは、上記の言葉を、自分も親から言われて育っているという証拠。
無意識だから簡単ではないけれど、意識して今すぐにやめます!!
【どんな状態の子どもも受け入れる】
母親が子どもへ呪いをかけないようにする、今までかけてしまった呪いをとくにはどうしたらいいのか。
『お母さんが幸せになる子育て』より引用
- 深刻に考えない(大丈夫)
- そのまま受け止める(そっか~)
- 一緒に笑っちゃう(~笑)
子どもには、上記のように接すると良いそうです。
子どもが勉強しなくても、
「勉強しないんだ、そっか~」
と言って笑う。
子どもが片付けなくても、
お母さんは笑っちゃえばOK!
って、これはめっちゃハードル高いんじゃないですかね(汗)
勉強しなかったら笑ってられないんじゃないですかね(汗)
片付けなかったら怒りたくなりませんかね(汗)
どんな状態の子どもも、笑って受け入れるのか・・
どんな時も笑うなんて、顔の筋肉が痛くなりそう・・
【笑うよりも責める方が簡単】
怒っている人より、笑っている人の方が好き。
これは誰でも当てはまることだと思います。
(怒ってる方が好き♡という趣味の方もおられますけどね)
特に笑ってくれて嬉しいのがお母さん。
母親の笑顔に勝るものってないのかなって、私も子育てしていて実感しています。
私が笑うだけで子どもたちは大喜びだし、何よりも精神的に安定してくれています。(と勝手に解釈している)
私は笑ってるだけなのにね、すごいことだよね。
でも笑うのが大変な時があるのも事実ですよね。
育児してたら、笑えない時の方が多いですもんね。
そもそも「笑っちゃう」ことは、強くてしなやかなハートがあってこそできる、高度な技術なのかもしれません。笑って認めるよりも、自分や他人を責めることや、がんばることのほうが簡単です。『お母さんが幸せになる子育て』より引用
責めることの方が簡単なんですってよ、奥さん!
だから子どもたちを無意識に責めてしまうんだな~。
責めるほうが簡単なのに、その簡単なほうを選んでいたわりには、親も子どももラクになっていない。
ラクな道ほど、後がしんどいということでしょうかね。
【努力に逃げない】
目の前の子どものことや自分に起こったことを、その事実のまま受け入れる
のには、すごい勇気が必要ですし、しんどいことでもあります。だから、
「努力して改善しよう」
「がんばって変えちゃおう」
とするのだけれど、それは、
「目の前のことを受け止められず、努力に逃げている」
ことにすぎません。
『お母さんが幸せになる子育て』より引用
頑張ることが当たり前って思ってませんでした?
努力しなくちゃ!って思ってませんでした??
頑張ることも努力することも、しんどいことに変わりはないんですよ。
でもありのままを認めることのほうが、もっとしんどかったんですね。
ほら、エルサだって、自分のありのままを見せれるまでに時間かかってたから、ありのままってしんどいんだわよね。
ありのままを受け入れるのは簡単ではないので、まずは、『お母さんが幸せになる子育て』より引用
- 自分ができすぎるお母さんにならない(ダメお母さんになる)
- マイナスの状況を受け入れてみる(ちゃんとマイナスを感じる)
まずは、この2つからスタートすることを目標にしてみます。
「私は頑張った」と逃げないで、言い訳しないで、現状を受け入れる。
これだけで、子どもたちに呪いをかけずに済むそうです!
そして自分もラクになるので、良いことづくめですね!!
【まとめ『お母さんが幸せになる子育て』の感想】
子育ては自分育て。よく言われる言葉ですが、子どもを産んでから、この言葉を痛感しまくりです。
自分がいかにダメ人間だったのかと、毎日思い知らされてしんどい思いをしてきました。
そんな自分を責めてしまう世のお母さんたちに対して、心屋さんは本の中で
「できない自分を責めるのをやめてほしい」
と書かれています。
ダメでいい。
むしろダメになれ。
ダメな母親バンザイ!!
そしてこんなことも書かれていました↓
子育ての問題は、「ほっとく」のが一番です。子どもを放っておいたら、問題を起こすこともあるかもしれない。『お母さんが幸せになる子育て』より引用
しかし放っておかなくても「問題を起こすのが子ども」というのもまた、事実。
現に私は口うるさく育てられたけど、問題児として育ちましたからね。エッヘン!
この本を読んで、一番強く思ったことは、
「子どもも大人も、お互い好きに生きたらいいんじゃないの?」
ということ。
心屋さんも本の中で
「はよ、あきらめなはれ」(京都弁)※子どもに期待することをやめよう、期待しても期待通りには育ちませんよ~という意味。(多分)『お母さんが幸せになる子育て』より引用
と仰ってますし、子どもに期待してアレコレ言うのをやめてみよ。
そんで、心屋さんの言う“ダメ母”というのをやってみます!
口うるさく言うのに疲れたお母さま、いらっしゃいましたら是非ともこの本を手に取ってみてください。
そして私と共に、ダメ母になりましょう。
え?イヤですか?
まぁそう仰らずに・・ねぇ?