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万人受けはつまらない!!『誰の味方でもありません』の感想

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どうもモケリン@mokerin1です

本日はコチラの本の紹介です↓

週刊誌での連載をまとめられた本でした。

私は著者の古市さんを存じ上げないのですが、テレビなどにも出ておられる方だそうですね。

Wikipediaでは「社会学者」、「作家」と書かれていました。

 

『誰の味方でもありません』では、古市さんが時事ネタに対してズバズバ言いたいことを言っているのが、結構お面白かったです。

ということで、簡単に本の感想を書いてみました。

 

【『誰の味方でもありません』の感想】

〈「嫌な人」のことは「サンプル」だと思ってみる〉

『誰の味方でもありません』の中で、「嫌な人と付き合うコツ」が書かれていました。

結論から言うと、「嫌な人」とは「会わない」のが一番だと、古市さんは書かれていました。

確かにその通りなんですが、「嫌な人」に出会う度に転職したり、引っ越したりは出来ませんよね。

そこで古市さんは、「嫌な人」をサンプルだと思えばいい、と書かれています。

 

「サンプル=調査対象」

なので、「嫌な人」がどんな行動をしているのか、客観的に見るという感覚でしょうかね。

実際に私も「嫌な人」のことを、サンプルとして見ていた時期があります。

客観的に相手のことを見ると、冷静になれるので、どんなに嫌なことをされても大丈夫!・・ということはありませんでした。

これは、相手をサンプルとして割り切れなかった、私の敗北だと思います。

 

『誰の味方でもありません』の中で、

「嫌な人」との付き合い方を真剣に考える人は、きっと優しすぎるのだと思う。『誰の味方でもありません』より引用

とありましたが、これは個人的に微妙だな、と思いました。

優しすぎる人もいるんだろうけど、私自身は「嫌な人」からも良い人と思われたくて、「嫌な人」との付き合い方を考えていましたからね。

相手がどうこうというよりも、いかに自分を良く見せるかという気持ちの方が強かったと思う(笑)

 

私のような「八方美人タイプ」は、嫌な人をサンプルとして見たとしても、結局は相手のペースに流される場合もあるので、お気を付けください。

ここまで書いてて気づいたけど、一番いいのは「八方美人」をやめることですね。

私は少しずつ「八方美人」をやめて生活しているので、現在はラクになりました。

「嫌な人」との付き合いに悩んだら、八方美人をやめるのも一つの手ですよ!

 

〈配慮された表現は必要なのか?〉

『誰の味方でもありません』の中で、

NHKアナウンサーは「いい天気」という言葉を使わないらしい。理由は、それが「みなさま」にとって「いい天気」とは限らないから。『誰の味方でもありません』より引用

と書かれていました。

 

「晴天=いい天気」

と、だいたいの人は思っているけれど、農業の人や、雨具メーカーの人にとっては、「雨=いい天気」と思う日もありますよね。

大事な人を亡くした人、失恋した日、晴れの日を喜べない日だってあるはず。

一人でも傷つく人がいるのなら、配慮して表現方法を変えるという試みは素晴らしい気もしますが、私はこの事実に引っかかりました。

 

『誰の味方でもありません』の中でも、

「配慮に配慮を重ねた表現は、ともすればつまらなくなる」『誰の味方でもありません』より引用

と書かれていて、大いに納得しました。

 

誰をも傷つけない表現って、「八方美人」と似ているので、ずっとやってると疲れると思うんですよね。

それに、誰も傷つけない表現って本当に可能なんでしょうか?

いくら気をつけていても、万人受けする対応なんてないんじゃないかなって思います。

それだけ個人の事情が違い過ぎて、配慮のしようがない気がする・・。

 

そして個人的に辛いのが、「万人受けする表現=つまらない」という事実。

これはブログを発信している私には、非常に耳に痛い言葉です。

 

以前にもブログに書いたコチラの記事たち↓

www.mokerin.com

www.mokerin.com

誰かを故意に傷つける必要はないけれど、誰をも傷つけないことに専念すると、自分が無くなる気がします。

NHKのように配慮するやり方もスゴイと思う。

でも個人での発信については、配慮しすぎない方法を選びたいですね。

と言いつつ、このブログは今まで、NHKのように配慮してきました。

でも万人受けを考えるのに疲れたので、私は配慮をやめたいと思います。

 

〈まとめ〉

私は今まで、周囲のことを考えて考えて考えて、誰も傷つけない方法を選んで生きてきたつもりでした。

しかしそれって裏を返せば、ただの保身。

自分を良い人に見せたかっただけ。

嫌われるのが怖かっただけ。

そんなことを、『誰の味方でもありません』を読んで、古市さんの文章に教えられました。

 

SNSを使うようになってから、発信することの怖さも日々教えられています。

ネットでの炎上を見ると、やっぱり怖いなって思うので、発言内容には異様に気を遣います。

でも心の底では、「炎上が怖いからって、言いたいことも言えないことは正しいのだろうか?」

「そして「正しい」ってのは誰目線?」

とも思うのです。

 

怒ることなのか分からないことでも、怒られたりするもの。

だったらもう好きに発信したら良いような気がする・・。

 

『誰の味方でもありません』を読んで、そんな風に気持ちが吹っ切れました。

 

SNSに疲れている人、

正しさって何だろうって思う人、

古市さんって何者?と思う人、

そんな方は手に取ってみてください。

この本を読んだからといって、日ごろの悩みが解決はしませんが、自分の中にある本音が見えるかも!?

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。