どうもモケリン@mokerin1です
本日はコチラの本の紹介です↓
私は以前から、八方美人について悩み、八方美人をやめたくてブログにも書いてきました。
そしてこの『「いい人」をやめれば人生はうまくいく』を読んで、やっぱり「いい人」ってのは良いことないな、と気づきました。
ということで、本から学んだことをまとめてみます!
- 【好かれたくて嫌われる】
- 【「いい人」でいたいのは、精神が自立していないから】
- 【「いい人」は3Dを口にする】
- 【「いい人」をやめるための荒療治】
- 【まとめ『「いい人」をやめれば人生はうまくいく』の感想】
【好かれたくて嫌われる】
「いい人」と呼ばれる人たちは、普段何気なく下記のようなことを行っているようです↓
- いつも笑って流す
- 自分の意見を言わない
- 常に周囲に同意する
- 嫌われたくなくて会話に緊張感があるため、相手に重い印象を与える
- 誰かに褒められても、否定する傾向があるので、相手の気配りを台無しにしてしまう
上記のようなことを日頃から行っていると、
「何を考えているのか分からない人」
「つまらない人」
「いい人だけど・・・」
と思われて、結局誰にも相手にされないんだそうです(泣)
好かれたくてやっていることなのに、誰の心にも残らない、印象にも残らないという、居ても居なくても同じ人・・という悲しい現実が待っているだけなんですね。
【「いい人」でいたいのは、精神が自立していないから】
「いい人」でいるために、自分を押し殺してまで相手の機嫌を取ることは
「精神が自立できていないことの表れ」だそうです!
「いい人」は相手と対立することを悪いことだと思っています。
そのため、相手と意見の食い違いなどが発生しても、「話し合って解決をしよう」という発想がない。
そういう発想がないので、誰かと対立して問題を解決したという経験がないのだそうです。
その結果、相手と対立しないように神経をすり減らし、自分に不利な条件であっても飲んでしまうという事態に!!!
私も自分に不利な条件を飲み続けてきました・・。
そんなことを続けていれば、自分が壊れていくだけです。
ではどうすればいいのか。
解決策は、
「自己主張していくこと」
人間は一人ひとりが違う人間である、という事実をまず受け入れる。
そして、相手との対立を必要以上に恐れない。
自分が極端に不利になる状況になったら、自己主張する、交渉していくこと。
自己主張して対立して嫌われても、それらを解決するという経験がなければ、精神的な自立には繋がらないそうです。
精神の自立は、自分らしく生きるために、楽しく暮らすために必要不可欠なようなので、対立を恐れずに生きたいと思います。
【「いい人」は3Dを口にする】
「3D」とは、
- でも
- だって
- どうせ
の、3つの言葉のことです。
「いい人」は受け身のため、何か問題が起きても嘆くばかりで、自分で解決しようという気持ちがありません。
何か問題が起きたら他人のせいにしたり、誰かに問題を解決して欲しがるという、とんでもない甘ちゃん根性があるそうです。
こういった依存体質のまま生きていくということは、社会の弱者にのまま生きていくということ。
自分の問題を他人のせいにしていても状況は変わらないので、文句を垂れ流しながら不満な現状を生きるということに・・。
そんな不満な現状を嘆くよりも、自分で「解決策」を考えよう!と『「いい人」をやめれば人生はうまくいく』の中には書かれていました。
「解決策」と言っても、どうやって見つけたら良いのか分かりませんよね?
そんな時は、
今抱えている問題をすべて紙に書き出してみる!
問題を「見える化」してみると、問題の解決策の糸口が見えてくると、『「いい人」をやめれば人生はうまくいく』には書かれていました。
将来のお金に対する不安があるなら、「政府が悪い」「会社が悪い」などと他人のせいばかりにせず、将来のために今できることは何なのか?を考えること。
問題を逆算して考えて、今からでも出来る具体的なTO DOにしていく。
自分の問題を解決できるのは、自分だけ。
このことを忘れないようにしたいですね。
【「いい人」をやめるための荒療治】
『「いい人」をやめれば人生はうまくいく』の中には、
「健全なクレーマーになろう」
という話も出てきます。
著者である午堂さんは、自らを「厄介なクレーマー」だと仰ってます。
お店のサービスに不満があったらはっきり言う、納得するまで引っ込まないそうです。
こういったことが出来るのは、相手からどう思われてもいいと思っているから。
嫌われてもいい、バカなやつと思われてもいい。
自分が不愉快な思いをしたのならば、その出来事を我慢して終わらせるのではなく、不愉快だったと声を上げることが大事だと、午堂さんは仰ってます。
そして「声が大きい方が人生は有利」だという話も出てきます。
大きな声は、迫力があり威圧感がある。
声が大きい人は、周りを委縮させ、物事を思い通りに動かすことが出来る、と言ったことが書かれていました。
クレーマーについても、声が大きい人の話にしても、さじ加減を間違えなければ「自己主張」なのかもしれません。
「誰にどう思われてもいい!」という強い思いがあるなら、やってみてもいいかもしれない。
クレーマーにしても声が大きい人にしても、嫌われる可能性が高いけど、「いい人」はやめら荒療治にはなるのかもしれないなって思いました。
【まとめ『「いい人」をやめれば人生はうまくいく』の感想】
「いい人」をやめるにはどうしたらいいのかということよりも、「いい人」がどういう思考なのかを知ることが出来た本でした。
「いい人」って自分を押し殺して人に合わせてるから、他人のことを考えている人なのかと思ってたけど、全く逆でしたね。
むしろ自分の事しか考えてない。
「他人の事ばかり考える=嫌われたくないだけ」
「いい人」は自分の保身の事しか考えていない、ということがよく分かりました。
今後は、
「「いい人」=とっても自分勝手な人」
というイメージにもなりそうだけど、「いい人」なりの苦労があることも忘れないでいたいな・・。
興味のある方は読んでみてください。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。