どうもモケリン@mokerin1です
本日はコチラの本の紹介です↓
【子育てには順番がある】
本の中に書かれている
「子育ての順番」
3つにまとめてみました↓
〈順番その①「きょうだい」〉
きょうだいだったら、まずは上の子を優先すること。
優先されて満足した上の子が、今度は下の子の面倒をみるようになる。
きょうだいゲンカだったり、上の子が意地悪だったり、きょうだい間の問題があったとしたら、まずは上の子のケアを最優先すること。
これが順番なんだそうです。
まだ幼い下の子の肩を持っていると、上の子の問題行動が増えていくだけなんだそうです。
上の子をまず優先し、次に下の子を見る。
この順番を逆には出来ないのだと、佐々木さんは仰っています。
〈順番その②「子どもと親」〉
もしも、子どもに言うことを聞いてほしいと思うなら、まずは子どもの言うことを聞くこと。
これも順番の一つ。
先に子どもの話を聞く。
親の意見を言いたくなっても、黙って聞く。
とことん自分の話を聞いてもらった子どもは満足する。
すると、親の言うことを聞けるようになるそうです。
ここでも、まず子どもを優先すること。
この順番も逆には出来ないそうです。
ついつい大人の意見を先に言ってしまうけれど、まずは子どもの声を聞かなければ、物事はうまく回らない。
子どもを優先することが私は出来ていなかったので、ここは耳が痛かったです。
〈順番その③「親自身」〉
さて、ここからが本題。
子どもに対して要求するのではなく、子どものありのままを受け入れることが大事だと本に書かれていました。
しかし、子どものありのままを受け入れることって難しくないですか?
そもそも、ありのままの子どもを受け入れている人って、夫や妻から「ありのままの自分」を受け入れてもらっているそうです。
つまりここでも順番があるということですよね。
まずは夫や妻の「ありのままを受け入れる」
そして相手からも「ありのままを受け入れてもらう」
そうして初めて、子どもの「ありのまま」を受け入れられる」
ということですね。
【保育園から帰りたがらない子】
それからもう一つ、本の中で気になったことがありました。
それは保育園から帰りたがらない子の話。
朝、保育園に行きたがらずに泣いている子っていませんか?(うちの息子です)
そして、保育園から帰りたがらない子っていませんか?(それもうちの息子です)
これね、どっちも
「お母さんと過ごす時間に満足できていない子」
らしいんですよ(衝撃)
母親と離れるのがイヤで泣いているのかと思ってた。
保育園が楽しいから帰りたくないんだと思っていた。
この衝撃の事実を知った私は、なんとか子どもに満足してもらおう!と必死になりました。
【子どもの満足を得るために無理をしない】
とにかく子どもの要求に全部答えなきゃ!
一緒に遊ばなきゃ!!
と、汗だくになりながら(冬なのに暖房ついてない部屋で汗だく)走り回りました。
実際にやってみて思うけど、ここまでやる必要はなかったと思う。
本にも書いてあったけど、
遊び方が問題なのではなくて、「どれだけいい関係で遊べるか」がポイントらしいです。
- 絵本を読む
- 膝にのせて抱っこする
何でも良いんです。
子ども自身がして欲しくて、満足できることなら何でも良い。
「家の中を汗だくになりながら延々と走り回れ」
とは本にも書いてありませんでしたからね。
真面目なお母さんは、自分が無理することを選びそうだけど、無理したって続かなければ意味がないです。
私は4日目にして、すでにギブアップしそうです。
でもね、無理したかいはあったようで、息子の笑顔を見る機会は増えました。
そして保育園から帰りたがらないってことは、今のところないです(まだ4日目)
朝は「行きたくない」とは言うけど、それはもう仕方がないかなって(まだ4日目だし)
※その後、朝も帰りも駄々をこねることは無くなりました!
実践してみて思うことは、無理は禁物!
でもやってみる価値はあると思う。
子どもが笑ってたら、こっちも純粋に混じりっけなく嬉しいから。
【まとめ『「育てにくい子」と感じたときに読む本』の感想】
「育てにくい子」というタイトルのせいで手に取りにくい本なんですが、色々と勉強になりました。
発達障害のこともチラホラ出てきますが、障害があっても無くても、親の悩みに変わりはないので、参考になる話がほとんどだと思います。
乱暴をしてほしくないなら、親も乱暴なことはしない。
人に優しくなって欲しいなら、親が子どもに優しくする。
当たり前のことも、そうでないことも、悩んでいる時って分からなくなったりしませんか?
悩み過ぎて何をどうしたら良いのか分からない!!
と、パニックになることってありますよね?(え?私だけ?)
そんな時に分かりやすく丁寧に答えてくれる、育児の「困った」に効く本なんじゃないかなって思います。
育児に行き詰まっている皆さん、この本を読んでみませんか?