どうもモケリンです。
子どもに対してついつい「ダメ!」って言うことないですか?
他に言い方があると分かっていても、突発的なことが起こるとつい「ダメ!」と言ってしまうことありますよね?
そんな自分を戒めてくれるのがコチラの本です↓↓
【親だから許されるという甘え】
我が子と接しているときって、子どもに対して何でも言いたいことを言っていませんか?
「ダメ!」はもちろんのこと、
「やめて」
「うるさい」
「しつこい」
などなど・・、相手が大人だったら言わないような言葉を、我が子には言ってしまう・・。
『「ダメ!」を言わなければ子どもは伸びる』の中に、
「子どもにひどい言葉を投げつけてしまうのは、親だから許してもらえるだろうという甘えがあるからだ」
と、書かれていました。
私自身も、「母親だから何を言っても許される」と高をくくって、子どもたちに酷い言葉を投げかけていました。
親が何を言っても許される理由なんて無い。
子どもが全てを受け入れてくれるわけじゃ無い。
酷い言葉を投げかけられた子どもは、委縮してしまうし、常に「不安」を抱えるだけ。
我が子を常に怯えた状態にしないためにも、まずは親である自分が意識を変えていくしかないんですよね。
【子どもに期待していませんか?】
「親が子どもにひどい言葉を投げつけるもう一つの理由は、親が勝手に描いたイメージが最優先されるから。(中略) どんなイメージも、子ども自身の中からでてきたものは一つもない。本人とは関係ないところで、その子のあるべき姿が決められている」 『「ダメ!」を言わなければ子どもは伸びる』より引用
子どもに対して「○○になって欲しい!」と親が勝手に抱く期待。
子どもが成長すればするほど、親は子どもに期待しますよね。
赤ちゃんの頃は、元気でいてくれたらそれでいいと思っていたはずなのに。
それなのに気づいたら、あらゆることを求めてしまっている・・。
そして親が勝手に子どもに期待して、子どもに求めることが増えているだけなのに、期待通りにならないと叱ってしまう・・。
「イメージが最優先されていると、必ず叱ることが増える。そして子どものありのままを見ることが出来なくなる」 『「ダメ!」を言わなければ子どもは伸びる』より引用
親の期待が大きくなればなるほど、子どもに対して叱ることが増えるだなんて、子どもからしたら理不尽な話ですよね。
【子どものありのままを受け入れなくて関係悪化】
子どものありのままを見るのではなく、自分が作った理想の子どものイメージを通して我が子を見ていると、子どもの良い部分まで見えなくなります。(経験済み)
我が家には障害を持った娘がいます。
娘の障害が発覚してからというもの、娘のありのままを受け入れるということが、私にはなかなか出来ませんでした。
本人なりに頑張っていることすら認められず、出来ない部分ばかりを見ていました。
出来たことは当たり前、出来なかったことは責める。
こんなことを繰り返していたので、娘との関係は最悪でした。
常に私と娘は敵対していたので、娘は私にあんまりなつきませんでした。
今なら分かる、そりゃ当然だよね・・。
娘の努力や成長を喜べないなんて・・親として最低でしたからね。
【目をつむろう】
親になって初めて知りましたが、子どものありのままを受け入れることって、結構難しいことなんですよね。
親である多くの人が経験しているはずの
「うちの子は天才かもしれない!」
と思うことが1度でもあったら、子どもについつい期待してしまうのも無理はありません。
しかし現実は親が考えているほど甘くもなく、子どもは親のして欲しいことよりも、して欲しくないことばかりする生き物。
「どうしてそんなことするの?」
と思うことを平気でやってしまうのが子どもですよね。
そんな子どもにイライラするなら、
「子どものすることに目をつむろう」
と、『「ダメ!」を言わなければ子どもは伸びる』の著者・親野さんは仰ってます。
さらに本の中にはこんなことも書かれていました↓
「大人は自分に対して目をつむる生き物だから、子どもに対しても目をつむろう」 『「ダメ!」を言わなければ子どもは伸びる』より引用
親は自分の不出来さには目をつむり、自分のことは棚に上げるもの。
それなのに子どもの不出来さには、腹を立てるというこの矛盾・・。
これでは子どもとの関係が悪化するのは当然ですよね(反省します)
さらに『「ダメ!」を言わなければ子どもは伸びる』の中にはこんなことも書かれています↓
「親にとって一番大切な資質は、目をつむれるかどうか。目をつむれない親は必ず子どもを傷つける。親が目をつむれたら、子どもは安らかな気持ちで生きられるようになる」 『「ダメ!」を言わなければ子どもは伸びる』より引用
子どもに対して、「出来る子」になってほしいという親の願いは当然のことだと思います。
しかし子どもが何をしても、うまくいかないものがあるのも事実。
そんな時は子どもに対して目をつむることで、親も子もラクになれるということなんですね。
実際に娘に対して「出来ないことがあってもいいんだ」と私自身が思えるようになってから、娘の笑顔が増えました!
今では、親子関係も良好です♪
【まとめ『「ダメ!」を言わなければ子どもは伸びる』の感想】
子どもって、昨日まで出来なかったことが、今日には出来るようになっていた!ということも多々ありませんか?
口うるさく言っても効かないけど、ある日突然、自発的にやっていることもあるし・・。
子どもに勝手に期待して、でも思うようにやってくれなくてイライラして・・という悪循環の中にいると見えないことも多いんだ、ということに『「ダメ!」を言わなければ子どもは伸びる』を読んで気づきました。
人には得手不得手があるので、一生不得意なこともあるとは思います。
だからといって、それを責めたり叱ったりするのは違う。
子ども自身がどういう人間なのかというのは、長期的に見ていくしかないし、そこで生じる問題は子ども自身のこと。
親は見守るだけでいい。
口出し手出しをする必要はないんですよね。
そのことを改めて自分に言い聞かせ、今日も子どものありのままを見ていこうと思います。
・・そう言いながら、つい口は出ちゃうけど・・(ダメじゃん)
興味のある方はぜひ読んでみてください♪