どうもモケリン@mokerin1です
本日はコチラの本のお話です↓
『ぐりとぐら』『いやいやえん』などの作者として知られる、著者の中川李枝子さん。
保育士さんとして働いていた経験をもとに、子どもの性質、子育てにおいて大切なことを『子どもはみんな問題児。』の中で教えてくださっています。
本の中から、個人的に気になったことを抜粋してみます。
【本は子どもと一緒に読む】
子どもが生まれると、絵本を読んであげることって増えますよね。
しかし絵本って結構な数が販売されていて、どれを選んでいいのか分からないことってないですか?
本選びは大人になっても迷うもの。
そんな悩める母たちに朗報!
『子どもはみんな問題児。』の中で、中川さんは、
「お母さんが好きな本を読めばいい」
と書かれていました。
子どもが面白い!と思ってくれる本を選びたいけれど、子どもが、どの本を面白いと思うのかなんて、実際に本を読んでみないと分かりませんよね。
だったらまずは、お母さん自身が面白いと思った本を読み聞かせてみる。
そして本を読み終わっても「面白かった?」と聞かないこと!
子どもが「もう一回読んで!!」と言ってくれたら、その本は大当たり♪なんだそうです。
【子どもに面白い本は、大人にも面白い!】
『子どもはみんな問題児。』では、子どもも大人も面白いと思われる本が紹介されていました。
〈絵本〉
『おさるのジョージ』
『ちいさいおうち』
『しろいうさぎと くろいうさぎ』
『ちいさなねこ』
〈児童書〉
『エルマーのぼうけん』
『たのしい川べ』
『くまのプーさん』
『ドリトル先生』
〈読み聞かせの大切さを教えてくれる本〉
子どもにとって本が大切だと書かれているのが『クシュラの奇跡』という本だそうです。
重い障害を持って生まれたクシュラという女の子が、本の読み聞かせによって成長していくお話だそうです。
障害があっても無くても、オススメということで、障害児のいる我が家でも是非読んでみたい一冊です!!
【いい作品には、いいお母さんがいる】
『子どもはみんな問題児。』では、
「子どもを知るために、母親を知るために、児童文学を読んでみよう」
と書かれています。
児童文学に登場するお母さんが、どのように子どもに接しているのか。
その姿を通して、子育てについての学びがあるのだとか。
著者の中川さんのオススメは↓
『小さい牛追い』
『あらしの前』
『あらしのあと』
『大草原の小さな家』
ちなみに私個人が思う良いお母さんというか、理想のお母さんは、アニメ『楽しいムーミン一家』のムーミンママと、『クッキングパパ』の虹子さんです。
ムーミンママは、アニメとコミックでは性格が違います。
感情をあらわにすることの多いコミック版の方が身近だけど、アニメ版の何事にもあんまり動じないムーミンママに憧れます。
『クッキングパパ』の虹子さんは、クッキングパパこと荒岩一味さんの奥様。
家事が苦手というか、とんでもなく不器用なんだけど、夫や子どものために頑張ろうとする姿、そして子どもたちに対しても口うるさくするのではなく、自由にさせている姿がすごく素敵なので、母親として理想としています。
【まとめ『子どもはみんな問題児。』を読んで感じたこと】
本を読み聞かせることは、親として苦行の一つだと思っていました。
とにかく絵本を黙って聞いていないし、何冊も読まされることもあるから疲れるんですよね…。
でも絵本を読むことで、言葉も覚えるし、ひらがなにも触れることが出来る。
良いことも悪いことも教えてもらえるし、悩んでいた指しゃぶりも絵本で止めることが出来ました↓
そして『子どもはみんな問題児。』では、
「がみがみ言いたい気持ちを本で解消」できるのではないかと、書かれていました。
「小言の一つ二つが言いたくなったら、本を読んであげる。
子どもに何か言いたい気持ちは、本を読むことで発散できるのではないでしょうか。」
『子どもはみんな問題児。』より参照
本の読み聞かせを通して言葉を発することで、何か言いたかった気持ちは落ち着いて文句を言わずに済むのではないかということらしいです。
子どもに対して、酷い言葉を投げつけそうになることってあるけれど、絵本を読み聞かせることで回避できるのならばありがたいですよね。
これからも絵本の読み聞かせをして、小言を言わないように気をつけたいと思います。
教わることの多い一冊でした!
子育て中の皆さん、是非ぜひ読んでみてください!!