どうもモケリン@mokerin1です
本日はコチラの本の紹介です↓
我が家では障害児がいるのですが、週に一回、療育を受けています。
障害の専門家から指導を受けたことが、『1人でできる子が育つ「テキトー母さん」のすすめ』にも書かれていたので、本の中から3つほど、ピックアップしてみました!
【療育でも実践していたこと】
〈その①単語に反応しない〉
言葉に対しても過保護があるのだと、本の中に書かれていました。
子どもが
「ママ、おしっこ」
と言ったとします。
すると多くのお母さんは、
「トイレに行こう!」
と急ぎますよね?
でもこれはNGだと、療育でも言われました。
親が子どもの言いたいことを先回りして対処してしまうと、子ども自身の使う言葉が減ってしまうのだとか・・。
ということで、
親が先回りして子どもの言いたいことを言わないこと!!
これは大事ですが、忙しい母の立場からすると、子どものペースに合わせられず、ついつい単語に反応して先に動いてしまうんだよね~・・反省。
〈その②食事中に細かくしつけない〉
箸の持ち方、食べこぼし、遊び食べなど、子どもの食事中って気になることがたくさんありますよね?
ついつい口うるさくもなりがちな食事中。
しかし口うるさくしていると、子どもたちは食事の時間が苦痛に変わるんですって・・。
私も子どもの頃は食事中に、よく怒られていました。
そして食事の時間は嫌な時間でした。
「ご飯を食べたくない」というのが口癖だった・・。
そんな過去があったにもかかわらず、我が子には毎日、口うるさくしてしまう、この矛盾。
療育でも私の口うるささは「良くないよ~」と指摘されました。
子どもにとってまず大事なのは、「楽しく食べること」。
箸を正しく使わせることは、別の場面で練習してみてはいかがでしょうか。割り箸で小さく切ったスポンジをつまむ“ままごと”など、食事とは別に遊びを通して練習させるのです。
『1人でできる子が育つ「テキトー母さん」のすすめ』より引用
療育でも、箸の使い方などは食事の時間ではなく、別の時間におこなっていました。
もちろん、実際に食事をしている時じゃないと分からないことも多々あるけれど、食事中に注意を促すのは最低限にしたほうがいいと言われました。
ついつい口うるさくなってしまうけど、食べることを嫌いになられたら元も子もない。
なので、今後は細かいことを言うのをやめようと思います・・。
〈その③親バカをおそれない〉
日本には「謙遜」というものが存在しますが、子育てにおいてこれは大きな弊害。
「可愛いお子さんですね」と、言われても、
「そんなことないですよ!と否定する。
「上手に○○できてますね!」と、子どもを褒められても、
「たまたまうまくいっただけですよ」などと言う・・。
褒められても、ついつい否定してしまうのは日本人の癖みたいになっていますよね。
しかしこれは子どもたちにとって、よくないことだと療育でも指摘されました。
子どもは話を聞いていないようで、ちゃんと聞いているし、理解もしています。
親の言葉に傷ついている可能性は高いです。
現に息子(健常児)は、謙遜しまくる私の言葉をそのまま受け止めて、ある日、
「ぼくは何にも出来ない子なの?」
と言っていました・・。
このままではいかん!!!!!
と、思いつつも、褒められると謙遜する癖が抜けない母・・。
ここは私が何としてでも、変わらなければならないところ!!
療育でも
「お母さん、親バカになりましょう!子どもたちも笑顔になるし、お母さんも笑顔になるから!!」
と言われました。
言われた当時はよく分からなかったけど、実際に謙遜しまくって、息子に悲しい思いをさせた今なら分かる。
親バカは大事!!
「この子がかわいくって仕方がありません!!」
という思いを前面に出していけば、子どもは笑顔になります。
ということで、謙遜をやめたいと思います。
【まとめ『1人でできる子が育つ「テキトー母さん」のすすめ』の感想】
「テキトー母さんだったらどうするのか?」
という育児の話、お母さん自身のことなどが、45個も書かれています。
一つ一つは短いので、あっという間に読むことが出来るし、簡単にできそうなことばかり書かれていて助かりました。
しかし気になることも。
根が真面目な人だと、このテキトー母さんになることに難しさも感じるんじゃないかなって思いました。
この本を読んで、テキトーなのを真似したくても、根が真面目な人は真面目さが抜けきらず、
「全然テキトーにならない!」
と悲しくなるかもしれない。
現に私がそんな感じです。
真面目な人は、テキトーになることにも時間がかかると思います。
真面目でせっかちな人には、オススメしにくいけど、そういう人にこそ読んでほしいと思う気持ちもまたあったりして・・。
難しいですね、育児本をオススメするということは。
「子育て」って言葉で一括りにされるけど、同じ「子育て」って一つもないからね。
「ちょっと気になるな~この本」と思われたら、手に取ってみてください。
新たな発見があるかもしれませんよ。